2025年4月18日更新
『世界で初めてのクリオネ専門書』が発売されます。この中で河野が3ページほどで紹介されました。
『クリオネのはなし』 成山堂書店
著者はNHKやTBSなどで活躍され、クリオネ愛好家として知られる気象予報士の國本未華さんとクリオネ研究者の方々。
⚫︎『クリオネのはなし』に紹介された写真〜カメラマンの出発点とも言えるクリオネ写真が掲載された雑誌。『あなたはだあれ?』昭和時代にはまだ誰も知らない生き物だった笑。
日本で初めてクリオネ(当時はクリオニーと呼ばれた)が北海道知床半島宇登呂で確認されたのは1986年2月。
それから1ヶ月後、大学生だった私はその海に潜りました。沖縄ケラマから転戦して現地入りしたので寒くて凍死寸前だったこと、当時はドライスーツが普及しておらず、流氷上で初めて使い方を教わり、そのまま氷の下に潜ったこと(当時はドライ着用時にBCは使わないので中性浮力を取るのも大変)、さらに目測でピント合わせをするニコノス片手に必死に撮影したこと、など懐かしい思い出です。クリオネに導いていただいた木澤亘さん、関勝則さんには今でも感謝してます。そして『クリオネの全てがわかる!』この本を出版された皆さんのご尽力とクリオネ愛に大変感銘を受けております。
ダイバーはもちろん多くの人にご覧いただきたい1冊です。